大雪の影響で屋根からの雪落ちと同時に長尺板金本体がずれてしましました。
板金自体も10数年以上経過して色褪せがあり、つや消しの材のザラザラとした塗装だったので雪の滑りの良い表面の長尺材で下屋の片面を葺替をしました。
雪が原因の自然災害だったので保険も対応になり、お客様の持ち出しも少なく工事することができました。
改善策として吊子(板金長尺の釘打ちする部品)が長尺材と一体化した屋根材で施工しました。
長尺板金に穴が空いており、強い雨の時に漏水が発生していました。既存の屋根は軒先の三角になっているアイスカットルーフで軒先に雪をためて、板金下に入っているヒーターで融雪する仕様でした。
12月の施工になってしまったので3日かかりましたが、雪の無い時期であれば1〜2日で完了できると思います。
屋根の仕様は軒先のアイスカットルーフは撤去し通常の切妻屋根の形状で、雪止め金具にて落雪対策しました。
既存はヒーターで融雪していたので冬期間は電気料金が発生していましたが、ヒーター本体も劣化していたので撤去しヒーターの電気料金が発生しないようになりました。
漏水は無いが、屋根に色褪せや錆が発生してきたので屋根を葺替したいとの依頼内容でした。
樋(ダクト)以外の部分はなるべく剥がさずに、20㎜の断熱板とルーフィング(防水シート)を既存の長尺上に下地として施工しその上に新設の長尺葺きを施工しました。
過去に漏水が発生したことがある物件で、フラット屋根の軒先がアイスカットになっている珍しい物件でした。
勾配が緩いので排水口に雨水が流れずに常時軒先部分に水が溜まっている状態でした。
アイスカット内部のルーフヒーターも電気料金が発生していて、冬期間はなるべく使用していなかったとのことだったのでヒーターも含め軒先アイスカットを撤去しシンプルな片流れ仕様に変更しました。
既存のハゼ高18㎜(長尺板金連結部分)の屋根材から24㎜のフラット屋根用の屋根材に仕様変更しました。
冬期間の落雪対策として軒先アイスカットもありますが、電気料金や軒先に負荷がかかってしまうので当社ではオススメしていません。
数年前に本屋は葺替したが、下屋は工事していないので下屋のみ葺替したいとの依頼でした。
既存の板金状態は塗膜が剥がれ、雪落としの際にスコップ等で突っついてしまったような小さい穴が空いていました。
既存板金撤去後、ルーフィング(防水紙)その上に新設の長尺葺きの1番シンプルな仕様です。
本屋と下屋が一体化している屋根形状でも、下屋のみ本屋のみと分けて施工できる場合がありますのでご相談ください。
集合煙突付近から漏水しているといった内容の依頼でした。板金自体は一見して綺麗に見えましたがよく見ると塗膜が浮いてきている状態でした。
集合煙突が円形になっていて、屋根面との取り合いの部分のコーキング劣化で漏水しているようでした。
円形を四角に変更し、雨水が集合煙突に当たっても流れるように木材で三角の雪割り(小屋根)を設置しました。
集合煙突以外の部分も、部分交換すると長尺同士の連結部分を傷めてしまうので全葺替としました。
板金自体の状態が良ければ、集合煙突周辺のみでの施工も可能ですのでご相談ください。
大雪の影響で屋根の急勾配面の高さまで雪が溜まってしまい、屋根が雪で潰されて木下地が破損し屋根面が沈んでしまいました。
もともと年数が経過した屋根だったので、板金の状態も良くありませんでした。
集合煙突も雪の影響と経年劣化で出隅のパーツが破損していました。
木下地が損傷が大きかったので、木工事は大工さんに依頼しました。
その為、日程の都合で工事をしない日がありましたが、実際の着工した日数は大工さんの工事も入れて1週間です。
集合煙突は室内の暖房機がFF式になっていたので、撤去し何も無い片流れの仕様に変更しました。
軒天と破風板が劣化しているので、直したいとの依頼内容でした。
軒天は経年劣化や湿気等の影響で塗膜も剥がれていて、破風側は外れかかっているヵ所もありました。
破風板も塗膜が剥がれていて、出隅部分は劣化し組み合わせ部分が少し開いていました。
既存の軒天スレート板は撤去せずその上に、白色系の板金材で軒天を平貼りしました。
有孔板(穴あき)の部分は軒天換気口(平)を取付ました。
破風は既存は木材に塗装の仕様でしたが、既存の破風板木材に茶系色の板金材で破風板金を施工しました。
廃材が発生しない工事内容だったので、工事金額も少なく施工することができました、
集合煙突周辺からの漏水と煙突本体の塗膜が劣化しているので直したいとの依頼内容でした。
お客様の要望で、既存の板金を撤去した際に野地板(木下地)が劣化していないか点検してほしいということだったので、既存の屋根板金は全撤去しましたが野地板に損傷はありませんでした。
屋根形状や下地の状態によりますが、断熱板(FP板)を使用した重ね葺きも可能です。
既存の煙突はモルタル仕上げで、板金と煙突の取り合いから漏水していたようでした。
屋根上の煙突は板金巻き仕上げに変更し、取り合い部から雨水が侵入しないように処置しました。
屋根下外壁部分の煙突は、今回は開口部との隙間が無かったので板金巻きとしましたが、隙間があればサイディングでの施工も可能です。
冬期間に屋根板金の劣化による漏水が発生していました。
樋板金(ダクト)が激しく痛んでいて、表面皮膜も剥がれて角の部分は穴が空いており錆も広範囲に発生していました。
既存の屋根を撤去せず、20㎜の断熱板とルーフィング(防水シート)を既存の長尺上に下地として施工しその上に新設の長尺葺きを施工しました。
TVアンテナも通常通り使用できていましたが、かなり劣化していたので新規交換としました。
天候と立地状況にもよりますが、冬期間でもダクト屋根や勾配の緩い屋根は工事できる場合がありますのでご相談ください。
本屋軒先がアイスカットになっていて、強い雨の日に漏水するとのことでした。
軒先の排水口が屋根面では無く立ち上がり部分に設置してあったので、排水口に流れる前に雨水がアイスカットと長尺板金の連結部の高さまで溜まってしまい漏水しているようでした。
お客様からの要望で、軒先のアイスカットはヒーターも含め撤去し通常の切妻屋根仕様に変更しました。
今回は切妻屋根(三角屋根)だったので、アイスカットがある片面のみ葺替で施工しました。
何度か塗装されていて一見痛んでいないように見えましたが、ダクトの掴みこみ部分の端部やダクト本体が腐食していて板金本体の寿命による漏水が発生していました。
既存の屋根を撤去せず、20㎜の断熱板とルーフィング(防水紙)を既存の長尺上に下地として施工しその上に新設の長尺葺きを施工しました。
ダクトも0.4㎜の両面塩ビ皮膜の板金材で交換して、集合煙突も既存のモルタル上に板金巻きしました。
ダクト屋根は漏水してしまうと簡易的なコーキング等の補修では漏水を止められない場合が多いので、定期的な点検をオススメいたします。